失業保険(基本手当)の計算シミュレーション
月給と離職時の年齢、雇用保険に入っていた期間、離職理由を入れると、1 日あたりの基本手当日額と、もらえる日数・総額の目安を出します。2026年8月改定の額で計算します。
計算結果
- 賃金日額
- 10,000円
- 基本手当日額
- 6,307円(賃金日額の約 63%)
- 所定給付日数
- 90日
- 受給総額の目安
- 567,630円
- 4 週(28 日)ごとの支給額
- 176,596円
- 支給が始まるまで
- 7 日の待期のあと、給付制限 1 か月
目安です。実際の額は、ハローワークが離職票の賃金から計算し、雇用保険受給資格者証に書かれます。
月給別の基本手当日額の目安
月給を 6 か月同じ額として計算した、離職時の年齢別の基本手当日額です。自己都合で加入期間 10 年未満なら、所定給付日数は 90 日です。
| 月給 | 29 歳以下 | 30〜44 歳 | 45〜59 歳 | 60〜64 歳 |
|---|---|---|---|---|
| 15万円 | 4,000円 | 4,000円 | 4,000円 | 4,000円 |
| 18万円 | 4,683円 | 4,683円 | 4,683円 | 4,635円 |
| 20万円 | 5,036円 | 5,036円 | 5,036円 | 4,916円 |
| 22万円 | 5,357円 | 5,357円 | 5,357円 | 5,150円 |
| 25万円 | 5,775円 | 5,775円 | 5,775円 | 5,264円 |
| 28万円 | 6,119円 | 6,119円 | 6,119円 | 5,314円 |
| 30万円 | 6,307円 | 6,307円 | 6,307円 | 5,348円 |
| 35万円 | 6,629円 | 6,629円 | 6,629円 | 5,431円 |
| 40万円 | 6,744円 | 6,744円 | 6,744円 | 5,999円 |
| 45万円 | 7,450円 | 7,500円 | 7,500円 | 6,750円 |
| 50万円 | 7,450円 | 8,270円 | 8,333円 | 7,499円 |
| 60万円 | 7,450円 | 8,270円 | 9,110円 | 7,830円 |
所定給付日数(もらえる日数)
基本手当をもらえる日数は、離職理由・離職時の年齢・雇用保険の加入期間(被保険者期間)で決まります。
自己都合・定年退職など
| 年齢 | 1 年未満 | 1 年以上 5 年未満 | 5 年以上 10 年未満 | 10 年以上 20 年未満 | 20 年以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全年齢 | — | 90 日 | 90 日 | 120 日 | 150 日 |
会社都合(倒産・解雇など)・特定理由離職者
| 年齢 | 1 年未満 | 1 年以上 5 年未満 | 5 年以上 10 年未満 | 10 年以上 20 年未満 | 20 年以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| 30 歳未満 | 90 日 | 90 日 | 120 日 | 180 日 | — |
| 30〜34 歳 | 90 日 | 120 日 | 180 日 | 210 日 | 240 日 |
| 35〜44 歳 | 90 日 | 150 日 | 180 日 | 240 日 | 270 日 |
| 45〜59 歳 | 90 日 | 180 日 | 240 日 | 270 日 | 330 日 |
| 60〜64 歳 | 90 日 | 150 日 | 180 日 | 210 日 | 240 日 |
就職困難者(障害のある方など)
加入期間 1 年未満は 150 日、1 年以上は 45 歳未満で 300 日、45〜64 歳で 360 日です。
65 歳以上
65 歳以上で離職した人は、基本手当ではなく高年齢求職者給付金を一時金で受け取ります。加入期間 1 年未満は基本手当日額の 30 日分、1 年以上は 50 日分です。
計算方法
- 賃金日額 = 離職前 6 か月の賃金の合計 ÷ 180。賃金は残業代・各種手当を含む額面で、賞与(年 3 回以下)は含めません。
- 基本手当日額 = 賃金日額 × 給付率。給付率は賃金日額が低いほど高く、80%〜50%(60〜64 歳は 80%〜45%)です。賃金日額 5,480円 未満は 80%、13,490円 を超えると 50%(60〜64 歳は 12,120円 を超えると 45%)で、その間は賃金日額に応じて下がります。1 円未満は切り捨てます。
- 受給総額 = 基本手当日額 × 所定給付日数。4 週間(28 日)ごとの失業の認定で、その間の日数分が振り込まれます。
賃金日額と基本手当日額には年齢別の上限があります(2026年8月から)。基本手当日額の下限は全年齢で 2,562円 です。
| 離職時の年齢 | 賃金日額の上限 | 基本手当日額の上限 |
|---|---|---|
| 29 歳以下・65 歳以上 | 14,900円 | 7,450円 |
| 30〜44 歳 | 16,540円 | 8,270円 |
| 45〜59 歳 | 18,220円 | 9,110円 |
| 60〜64 歳 | 17,400円 | 7,830円 |
受給までの流れと注意
- 離職票を持ってハローワークで求職の申し込みをした日から 7 日間は待期で、支給されません。
- 自己都合の離職は、待期のあと 1 か月の給付制限があります(2025 年 4 月から。5 年間で 3 回目以降の自己都合離職は 3 か月)。離職前 1 年以内や離職後に教育訓練を受けると、給付制限はなくなります。
- 会社都合の離職(特定受給資格者)と、契約の雇止めや病気・介護など正当な理由のある自己都合の離職(特定理由離職者)は、給付制限がありません。
- 受給できる期間は原則として離職日の翌日から 1 年です。申し込みが遅れると、所定給付日数を受け取りきれないことがあります。
- 受給中にアルバイトなどで収入があると、その日の分は減額・不支給になることがあります。
出典: 厚生労働省「雇用保険の基本手当日額の変更」(2026年8月実施)、ハローワークインターネットサービス「基本手当について」をもとに計算しています。個別の受給資格・金額はハローワークでご確認ください。